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虹のかなたに‐空ちゃんとお猫様


私が最も愛した空ちゃんと、ショーちゃんのリンパ腫の経過が中心です
by oshare40

ショーちゃんの幸福は

ショーちゃんの治療が、足踏み状態です。日曜日に抗がん剤治療が10回目を迎えました。その日は、お腹がプヨンプヨンしていたので、先生がお腹のX腺写真を撮影しました。結果は、お腹の中は尿と便で一杯。ショーちゃんは発病前からトイレを貯める習慣だったから、今も一日1-2度しかしません。薬のせいでお水をたくさん飲むから、すぐたまるみたいです。日曜日は先生が搾り出しました。便はもうじき出てくるということで、10個くらい小さいのが順番を待って、お腹に並んでいました。

お腹に影はなし。手術で取れなかった腎臓の腫瘍は、触診でも分からないくらいに消えてしまったままです。だから、先生は今の抗癌剤を続けた方がいいとおっしゃってます。これが効かなくなった場合は、二日間入院して、もっときつい抗癌剤投与をするというプランを最初に聞いていました。先生は、今の段階でのそれは気が進まないみたいです。
きつい上に効果もはっきりしないから、もし効果がなかったら、ショーちゃんを苦しめただけになるし、せっかく腫瘍を抑えている今の治療が、一回飛んでしまうことも不安の要素らしいです。

私としては、今の抗癌剤治療は、腎臓の腫瘍は無くなっても、すい臓にあるインシュリンを出し続けているがん細胞に効果がないのが不満です。貧血にも効果はないし。だから、ショーちゃんは、低血糖と貧血で、24時間だるい状態が続いています。体がだるいから、リンパ腫が発病してからも続けていた前足だけの爪とぎ、ベランダのパトロール、毛繕いなど、全然しなくなってしまいました。食欲もあるにはありますが、ほっておいたら、一日でカリカリを20gとかです。手術後しばらくは、アニモンダ缶を一缶ペロリと食べたこともあったのに、今ではそれは夢のまた夢。

検査結果では表だって変化がないけれど、以前と比較すれば、確実にショーちゃんは悪くなっています。悪くなった原因は、癲癇発作や低血糖の昏睡とか、直接腫瘍のせいではないみたいですが、なんとかならないものでしょうか・・

きつい薬は、やっぱり最後までとっておくべきで、今先生に依頼するのは早すぎるでしょうか?先生がアメリカで購入してきたクロラムブシルはいずれ品切れになってしまうし、その時のためにとっておかないといけないのかもしれません。私はただ、もう一度、ショーちゃんに幸福になってもらいたい。ベランダのパトロールやいろんなことをしてもらいたいだけなのですが、それは叶わない願いなのでしょうか・・・

by oshare40 | 2006-06-20 17:37 | ショーちゃん
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