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虹のかなたに‐空ちゃんとお猫様


私が最も愛した空ちゃんと、ショーちゃんのリンパ腫の経過が中心です
by oshare40

「全く食べない」から「ほとんど食べない」に

日曜日に大慌てで通院したにもかかわらず、翌月曜日にも下半身のX線は取ってもらえなかった。先生は、最悪脳腫瘍と言い、脳神経系だと決め付け、私のさりげない示唆にも応じてくれない。しかし、脳神経系異常の猫ちゃん達とは、どうも違う。火曜日に、転院を覚悟で、飼い主を納得させるためでいいから、X線を取ってくれと懇願した。その結果わかったことは、肩甲骨の下方の背骨が一箇所つぶれている事。

昨夜、Ganbarunekoさんからの情報の馬尾症候群を検索し、かなり似ているので、先生に相談したら「馬尾では、ないですね」とあっさり否定された。今日ムーちゃんの馬尾発症期を読んで見たら、似て非なるものという感じがしてきたので、先生を信じる気になった。なんせ、先生は往診ついでに牛尾を見て、「あれ、牛尾ちゃん、こぶ直ってるねえ。癌じゃなかったのかなあ?」と言ったのだもの・・・

「全く食べない」から「ほとんど食べない」に_b0034489_6315319.jpg痛みがなくなれば、歩く可能性は大ということで、火曜日から痛み止めのメチルブレドニゾン?とかいうステロイドを静脈注射している。これは、3日連続投与しないといけないらしい。で、昨夜も往診。今夜も休診日だけど、夜往診してくださる予定。自宅で輸液もするので、ストレスはかなり緩和される。でも、ステロイドは炎症を抑える痛み止めであって、骨を治す治療ではないから、しばらく続けなくてはならない。

初日はこの薬で脳神経がやられたのかと思う位だったが、昨夜、今朝と徐々に回復してきた。目をつぶったまま動かなかった月曜日の朝と比較すると大違い。ふらふらしながらも、自分から歩いてトイレに行った。「全く食べない」から、「ほとんど食べない」になった。

背骨がつぶれた原因は不明。他の猫が背中に乗ったくらいでは、こんな損傷はしないらしい。私の寝相が悪くて、思いっきり蹴飛ばして、ベッドから突き落としたのかしら?つぶれた骨は固まるのを待つしかない。うまい具合に固まれば、痛みもとれ、過激な運動はできなくても、普通に歩けるようにはなれる。でも、椎間板ヘルニアみたいになったら、西洋医学では手術以外では治せない。その場合は、東洋医学、針治療がいいらしい。先生自身はされないが、西洋医学でさじをなげられた後、針で歩けるようになった犬猫を何匹も見てきたそうだ。針ってすごいんだね。

by oshare40 | 2006-03-09 12:32 | 空ちゃん
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